女性を中心に大変人気があり様々な料理に利用されているアボカド。とても優秀な食材なのに以前は影が薄い存在でしたがここ数年注目されるようになり、スーパーなどで簡単に購入できるようになりました。そんなアボカドの驚きの効果などについて書こうと思います。
アボカドとは？
アボカドとはクスノキ科ワニナシ属の果実の一種であり樹木もこの名前で呼ばれます。栄養価が非常に高いことから「食べる美容液」や「森のバター」と呼ばれ、近年脚光を浴びています。野菜に思われるかもしれませんが実は果物であり名前も「アボガド」ではなく「アボカド」です。
ギネスブックに認定されている
アボカドは世界一栄養価の高い食材としてギネスブックに登録されており、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。また脂肪分が全体の約２０％と多く含まれています。森のバターと言われるのはこのためですね。脂肪分が多いと聞くと何だか体に悪いイメージを持たれると思いますがアボカドの脂肪分のほとんどは悪玉コレステロールを増やす飽和脂肪酸ではなくオレイン酸やリノール酸を含む不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減らしてくれる身体に良い脂肪なのです。
アボカドの効果
美肌効果
アボカドには若返りビタミンと呼ばれるビタミンEを多く含んでおりビタミンEの強い抗酸化作用により活性酸素を消去し、老化を防いで美肌を維持します。またコエンザイムＱ１０も含まれており、こちらもビタミンＥ同様強い抗酸化作用があります。
がん予防効果
アボカドに含まれるビタミンＥはガンの予防にも効果があります。またアボカドの種に含まれるポリフェノールもガンを予防する効果があります。
血液をサラサラにする
アボカドには不飽和脂肪酸であるリノール酸やオレイン酸が多く含まれておりこれらが悪玉コレステロールを減らして血液をサラサラにし、動脈硬化などを予防します。
便秘解消効果
食物繊維は腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きがあります。アボカドは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がどちらも豊富に含まれており便秘解消にも役立つと言われています。
ダイエットにも使われる
アボカドに含まれる食物繊維はお腹の中で水分を吸収して大きく膨らむ性質があるので満腹感を感じやすくなり、食べ過ぎを防いでくれる効果もあります。
またアボカドにはリパーゼという酵素が含まれています。リパーゼには体内の脂肪を分解する働きがあります。
食べ過ぎに注意
このようにアボカドはとても魅力的な食材ですが高カロリーですし、食べ過ぎると下痢や吐き気を引き起こしてしまうのでくれぐれもご注意ください。１日の摂取目安量は１/２個です。
まとめ
最初はあまりアボカドに興味がありませんでしたが、テレビなどで注目されてなんとなくネットで調べていくうちにその魅力に気付き、記事を書こうと思いました。アボカドはそのまま食べることも出来ますしレシピもネットで検索すればたくさんヒットするので興味を持った方はぜひ食べてみてはいかがでしょうか？