食べ過ぎの原因とその防止策4選

食べ過ぎ(いらすとや) 食事

食欲は三大欲求の1つです。本能的な欲求なのでコントロールすることは容易ではありません。特にお腹がすいている時は腹八分目に抑えようと思っていてもついつい食べ過ぎてしまう方もいるようです。健康を維持しつつ食欲もしっかり満たす事ができれば理想的ですよね。今回は食べ過ぎてしまう原因とその防止策などについて書こうと思います。

食べ過ぎの原因

早食い

満腹中枢とは満腹感を得るために必要不可欠な器官であり脳の中心部分に位置します。この満腹中枢が刺激されて脳に「お腹いっぱい」という信号を送ることによって人は満腹を感じます。満腹中枢が刺激されて満腹を感じるのは食べ始めてから約20分と言われており早食いの方はこの20分までに胃に次から次へと食べ物を詰め込むので食べ過ぎに繋がってしまいます。

ストレス

「やけ食い」という言葉もあるように人はストレスを食べ物で発散しようとする傾向があります。ご褒美として時々飲食店に足を運んで適度に食事をするのは全く問題ないと思いますしむしろ良いストレス解消になりますが毎日のように必要以上の量を食べるのは当然体に良くありませんし食べ過ぎたことによる自己嫌悪でかえってストレスが溜まってしまいます。

ながら食い

テレビやネットなど何かをしながら食事することを「ながら食い」と言います。何か他のことをしていて食事に集中できずにいると満腹感が薄れてしまい食べ過ぎに繋がります。「気が付いたらスナック菓子を一袋食べていた」というようなことが多くある方は注意が必要です。

食べ過ぎによる体への影響

食べ過ぎは胃や腸、肝臓などの内臓器官に大きな負担をかけ、重大な病気を引き起こすリスクを高めてしまいます。また内臓に負担がかかることによって疲れやすくなり、仕事や勉強などに影響を及ぼします。さらに食べ過ぎは肌荒れの原因の一つでもありニキビや吹き出物などの肌のトラブルを引き起こします。

食べ過ぎの防止策

よく噛んで食べる

よく噛んで食べると満腹中枢を刺激するヒスタミンという物質が増加して満腹を感じやすくなります。またよく噛んで食べることはゆっくり食事することに繋がるので食べ始めてから満腹を感じるまでの時間を稼いで食べ過ぎを防ぐことができます。

ストレスを溜めない

上記でも書いたように人はストレスを食べ物にぶつける傾向があります。日頃からストレスを溜めないような生活を心がけましょう。どうしてもストレスを溜めこんでしまう場合はできるだけ食べること以外の健康的な手段でストレスを上手く昇華できるように工夫しましょう。

食事に集中する

ながら食いは満腹中枢への刺激を弱め、満腹を感じにくくさせます。食事に集中することによって満腹中枢が正常に働き、しっかりと満腹を感じることができます。また楽しく味わって食べることにより満足感を得られやすくなります。

食物繊維を摂る

食物繊維は胃の中で水分を吸収して膨らむ性質があるので満腹を感じやすく、食べ過ぎを防ぐことができます。また食物繊維の多い食品はよく噛んで食べなければならないため必然的に噛む回数が増えて満腹中枢をしっかり刺激することができます。

まとめ

食べ過ぎで得られるメリットは1つもありません。悪い習慣は積み重ねてしまうと取り返しのつかないことになります。毎日のように暴飲暴食をされている方は少しずつでもいいので食べ過ぎない習慣を取り入れて健康的で楽しい食生活を目指しましょう。

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