納豆の栄養と5つの効果効能を徹底解説!

納豆(いらすとん) 食事

僕を含め納豆を好んで食べる方は多いと思いますが、その一方で納豆を食わず嫌いをしている方も多いように思います。実際に食べてみたら美味しいと感じるかもしれないのに風味やネバネバで敬遠してしまうのはもったいないと思います。今回は納豆を好きな方も嫌いな方もどちらでもない方もぜひ読んで頂きたい納豆の効果などについて書こうと思います。

納豆の魅力

納豆の魅力といえばあのネバネバと独特の風味でしょう。納豆のネバネバはアミノ酸の一種であるグルタミンと糖の一種であるフルクタンが合わさることによって生まれます。また安価で手に入れられ、調理せずにそのまま食べられるのも納豆の魅力です。

納豆の効果

骨粗しょう症の予防

ビタミンKは「止血のビタミン」と呼ばれ出血した血液を凝固させたり、骨にカルシウムをくっつけるのを助ける働きがあります。
納豆はこのビタミンKがトップクラスに含まれており、骨を丈夫にして骨粗しょう症を予防します。またビタミンKは粒納豆よりもひきわり納豆の方が多く含まれています。

美容効果

納豆に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのバランスを整えて肌のトラブルを未然に防ぎます。また納豆はビタミンB2も多く含まれており、ビタミンB2が皮脂の分泌を抑えて肌荒れやニキビを予防します。レシチンという物質も肌の乾燥を防いで肌を正常に保つ働きがあり、納豆に多く含まれます。

免疫力を高める

納豆に含まれるムチンという物質は鼻や喉の粘膜を守る粘液の主成分であり細菌やウイルスが体内に侵入するのを防いでくれます。
また胃や腸にもムチンが含まれており胃炎や胃潰瘍の予防や腸内環境を整える働きがあります。

ドライアイの予防

ムチンは目の粘膜にも含まれています。涙は目の角膜に近い所からムチン層、水層、油層の三層に分類され、ムチンはムチン層に含まれます。ムチン層はこの三層の中で一番重要な役割を担っており、この3つのバランスが保たれることによって目の健康が維持されてドライアイを予防します。

腸内環境を整える

食物繊維が不足すると糖尿病や高血圧などの生活習慣病にかかりやすくなってしまいます。納豆はこの食物繊維が多く含まれており、腸内環境を整えて便秘の解消や生活習慣病の予防に繋げます。

効果的な食べ方

納豆に含まれるムチンは熱に弱く70℃で効果が無くなってしまうので加熱しないようにしましょう。また納豆は冷蔵庫から出して常温にすると発酵が進み、ビタミンKも増加するので美味しく効果的に食べることができます。食べる15~30分前に冷蔵庫から出しましょう。

注意

食べ過ぎないこと

納豆には摂りすぎると痛風や結石の原因となるプリン体が含まれています。食事でのプリン体は全体の20%と少ないですし、エビやレバーなどに比べるとプリン体は少ないのでおまり神経質になる必要はないかもしれませんがいずれにせよ食べ過ぎにないようにしましょう。また納豆に含まれるイソフラボンは摂り過ぎてしまうとホルモンバランスが崩れてしまうので注意しましょう。一日の摂取目安は2パックです。

常温保存に注意

納豆は常温で保存すると再発酵によりアンモニア臭が発生して風味が悪くなってしまいます。また常温保存により賞味期限が短くなってしまうので注意しましょう。

まとめ

納豆を好きになって食べる習慣がつけばこのようにメリットがたくさんあります。この記事を読んで普段納豆を食べない方が「今度納豆を食べてみようかな?」と思って頂き、また普段食べている方も納豆がより好きになって頂けたら幸いです。

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